釜揚げ


本炊きの後、余熱で塩の結晶を育て(熟成)てから職人の見極めで、釜から塩を引き揚げます。海水の塩分濃度は3.5%。たくさんの海水を煮詰めてもそのわずか3%しか塩が採れません。釜揚げした塩は、抗菌性があり香りの良いヒノキの箱に入れ、さらに時間をかけて水分を抜きながら熟成させ、旨みを増しています。
揚げ浜式塩田での塩づくりのご紹介

手間暇かけた独自の製法

北からの甘みのある潮と、南からの辛い潮がぶつかり合う能登の海水を、昔ながらの製法で砂の表面に撒き、太陽と潮風で乾燥させ丹念に炊き上げた、後味まろやかな旨みが特徴の海塩です。精製塩に比べて食塩相当量が低くマグネシウムやカリウムが豊富で味に違いがある和塩に仕上げました。


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